いつか観た夕陽

最近寒いですね。
冷え症なのでストーブや電気毛布にお世話になっている今日この頃。


今日仕事の帰りに、ものすごく綺麗な夕焼けを観ました。
その美しさをそのまま収めることは到底出来ないけれどパチリ。

今日この空にどれだけの人が感動したかな。

たまたま一緒にいた職場仲間Ｄさんも感激していた様子。


綺麗なものを観て、素直に口に出して「綺麗」と言うのは、少し照れくさいと感じることかもしれないけれど、私は誰かと一緒にいたら言わずにはいられません。

その瞬間限りの感動を共感しあえたら嬉しいし、いつもよりほんの少しだけ良い時間を誰かと共有して、それをどちらかが、或いは両方が何年経っても思い出すとしたら、その瞬間も素敵だと思う。


もう今から１０年以上前になるけれど、高校生の時、放課後美術部の活動を美術室で数人としていたら、顧問の先生（記憶は曖昧だけれどたしか先生だった）が「夕陽が綺麗！」と教えてくれたので、教室を出て吹きさらしの造りの廊下から皆で並んで夕陽を観た記憶があります。


今ではその時他に誰がいたか、どんな夕陽だったかは思い出せないけれど、ふとした瞬間や綺麗な夕焼けを観たとき、いつもその想い出が心に浮かんで、その度に少し泣きたくなるような、すごく幸せなような気持ちになります。


その時一緒にいた人がもし、覚えていて同じように繰り返し思い出していたなら、それはなんだかとても良いなぁと、思います。

うん。



さて明日もがんばろう。