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今日で2007年の上半期が終了。
もうほんとうに月日の流れる速さについていけません。

日記を遡ると、なかなか中身の濃い半年だった気がします。
名古屋も行ったし神奈川も行ったし北海道も行ったし、京都で一泊もしたし、結構あちこち出掛けてるなと。


そして、もう2ヵ月以上前のことになりますが、
18年間一緒に暮らしてきたまるちゃんがこの世を去りました。

去年の6月に急激に体調を崩して以来、かなり回復した時期もあったのですが、今年に入ってまた体調を崩してからは元気を取り戻すことが出来ませんでした。

年齢のことを考えると大往生だと思います。

ご飯を食べなくなったのは最後のほんの三日のことで、最後の日までミルクを口に入れてあげるとしっかり飲んでいました。



この一年間、毎日、ほんとうに毎日「明日死ぬかもしれない」という不安を抱きながら一緒に過ごしていました。

けれど、実際に息を引き取った日は、勿論寂しくて辛くて仕方がなかったけれど、もうこれからは、朝目覚めて一番に生きているかどうか様子を伺う必要もなければ、「明日死ぬかもしれない」という不安、悲しみ、怖さからも解放されたという安堵感もありました。

いつやってくるかわからない死にたいして怯え続けることは、それが現実になるよりもずっと苦しくて辛いことだったのだと、あとになって思いました。

居なくなって随分経ってからも、朝目覚めると反射的にまるちゃんのことが浮かびます。
その次の瞬間には「あぁそうだ、もういないんだ、心配しなくてもいいんだ」と思い出します。

私の人生の中の18年を一緒に過ごしてきた存在はあまりにも大きく、今でも会いたくて仕方がないけれど、この世から去ってしまったことは決して悲しいことではないと思っています。

最後の瞬間まで力強く生きたあの子の死は、悲しむものではないと。

ただもう一度会いたいなと思います。
私にすりよってくる可愛いあの子をもう一度ぎゅうっと抱きしめたいなと。


18年前、小学校の校庭で出会った日のことは、今でもしっかり覚えています。
私が仔犬を腕に抱いて家に持ち帰り「ウチで飼ってもいい?」と母に聞いたとき、母はその仔犬を観た瞬間に「この子とは気が合う」と感じたという話しを、割と最近になって聞きました。

この世界に運命とか巡りあわせとかがあるとしたら、あの瞬間もそういう風に呼べたのかもしれない。



人間と犬だから、当然血の繋がりはない。
ましてや何処の誰に捨てられたかも分からない子。

それでも私達はたしかに家族でした。
そばにいてもいなくても、これからもずっとそれは変わりません。



写真は、6年前に撮ったポラロイドです。
何気なく撮影したものだけれど、とても気に入っている写真。

この当時、「もう12歳だからあと何年一緒にいられるかな」と思いましたが、それから6年も一緒にいられるとは正直思っていませんでした。


これからも私は人生の中で、たくさんの別れを経験していくと思います。

別れは、やはり辛い。

でも今いる大事な人たちとの時間を大切に過ごしていくことが出来たら、別れてしまった後にもちゃんと、出会えたことの嬉しさや暖かい気持ちは蘇るものなのではないかと、思います。



さて、2007年後半は、まだ達成出来ていない今年の目標を達成すべく頑張っていこうと思います。
その為にも明日はひとりでちょっと遠出してきます。

みなさまもよい一日を☆
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