狩猫

夏です。
夏は虫が多いです。

虫嫌いの方は以下の日記を読まないほうが爽やかです。




私は基本的に虫はそれほどダメではないので、虫の存在自体は問題ないのですが、この時期になると我が家の不良娘達（ちびとふく）が毎日のように虫を狩ってきます。

猫という動物は普段は大変穏やかな性質であるのに、小さな動くものを見た途端人格（猫格？）スイッチが切り替わります。

まぁその凶暴且つ残酷なこと。

そして愛なのか嫌がらせなのか分かりませんが、私に狩ったものを見せにきます。


「あら今日は蝶々」
「あら今日はトンボ」
「あら今日はセミ」


多少のことではもう驚きませんが、羽根をもがれて飛べなくなったセミは流石に気の毒で、「うちの子たちがごめんね」と言いながら外の木に戻してあげました。

生き物なので狩猟の習慣は本能であるけれど、彼女達にとってはほんの遊びなので性質が悪い。

命は大事にせねばならないよ、と説教する毎日です。