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週末はいつも足早に過ぎ、気が付けばいつも月曜日。

今年度から残業に厳しくなったので、もう毎日わーきゃー言いながら必死で仕事こなしてます。
※ほんとうに奇声が飛び交っています。

年中忙しい課だけど3月9月はそのピーク。
毎日明日が来るのが怖い。


事務処理の合間にはカワイイ学生達の対応にも追われるわけですが、時には様々な相談ごとも寄せられます。

みんな一体どんなオトナになるんだろう、これからの人生どう生きてゆきたいんだろう、と親のような心で心配になります。

たまに耳を塞ぎたくなるような話を笑いながらしてくるコもいるけれど、ほんとうはきっとひどく傷付いていて、誰かに聞いてもらうことで救われたいと願っているのだろうと思う。

もしも私が友達なら、心から胸の痛みに共感し、さり気ない態度で励ますことが出来るかもしれないけれど、事務のおねーさん程度ではただ話を聞いて世間のオトナからそう外れていない助言や感想を口にするくらいしか出来ない。

関わる人々全てに平等に接することを必要とされる職業ならではのジレンマかもしれない。



きっと学生は事務のヒトが仕事しながらこんな風に思っているなんて考えもしないだろうな。


接客業をしていた時も、こういう風に考えた気がする。


接客業に携わるまでは、お客さんという立場にしか立ったことがなくて、店員さんがお客さんについて何かを考えているなんて思いもしなかった。

でも実際に店員の立場になった時には、目の前に立つお客さんについて色んなことを思う。

『このヒトは毎日のように来るな』とか『このヒトは一見穏やかそうで実は神経質そうだ』とか、容姿についても誰かに似ているなとか、可愛い綺麗カッコイイ苦手なんか変、とか。


何を考えているか解らないヒトも常に何かを考えているということにハッと気付く瞬間、一見穏やかそうなヒトの心に潜む嵐とか、普段優しいヒトが隠し持つ残酷さとか、誰に対しても意地悪なヒトが密かに守っている繊細さとか、そういう温度のある感情の存在に気付く。



決して交わることのない双方向の思いが世の中には溢れていて、他人が頭の中で考えていることなどせいぜい表情に表れる程度しか解らない。


自分にとっての単純も、他人からは複雑でしかないかもしれないし、やはり私は私の思考しか持たないけれど、「相手も何かを考えている」と気付くことで、「凄く解らないヒト」から「あんまり解らないヒト」程度には思考の距離を縮めることが可能かもしれない。



要は心持ちひとつ。
何事も。


世界はいつだって、単純で複雑なのだから。




うん、


何気ない日記から思考が走り出し宇宙が見えてきたので今夜はこの辺で。


月9の観すぎかしら(無関係)。


世界よおやすみ。



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