いつか旅するおばあちゃんに

高速道路無料化社会実験が実施されるとかされないとか？


その実験次第では、高速道路が無料に？


これには賛否両論あるかと思いますが、フツーに反対です。


私はドライブが大好きだし、最近のETC特別割引のおかげで沢山遠出を楽しんでいますが、それでもこの特別割引だけでも多くのフェリー会社が姿を消したことについてはとても残念に思っています。
鉄道も随分経営を圧迫されていると思う。

車の運転なんて年齢的身体能力の低下で、いつか必ず出来なくなる。
おばあちゃんになるより先に怪我や病気で運転できなくなるかもしれない。

そうなったあと、どこかへ旅行したいと思った時に利用出来るのはフェリーや電車や飛行機しかない。
バスやタクシーで遠出できるのなんて若いときだけ。

それらが値上がりしたり、運行を廃止したら、免許を取れる年齢に達しない子供や身体的理由で免許を取れないヒト、運転出来なくなってしまったヒトはどうなるの？

それらを運営している会社が倒産したら、そこに雇われていたヒト達の仕事は？

道路を維持する為の税金は一体どこから捻出するの？


無料化を進めようとしているヒト達それに賛成してるヒト達は、もうちょっと想像力を働かせてみたらいいのに。
そういうヒトたちに限って「運転できなくなったら遠出なんてしない」とか「お年寄りになるまで生きない」とか言うんよね。
空想の世界に住んでんのか。


もし、将来的に地域活性化や観光資源を生み出すとしても、今日明日の死活問題で苦しむヒト達のことをないがしろにしすぎだと、私は思う。


いつか思い知るまで気付けないならそれは残念よね。