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お盆休み二日目、職場で仲良しのFさんと高野山のろうそく祭へ行って来ました。

高野山へ行くのは結構久々。
前回は中学時代からの友人935のママの再織りのお店に再織り体験させてもらいにお邪魔して以来?去年なのか一昨年なのか思い出せないくらい久々の高野山でした。

自分の運転で高野山に行くのがかなり久々だったので、くねくね山道運転はちょっとドキドキでした。自分ひとりだったら怖くないけど、人を乗せての山道は緊張します。

無事到着してから、まず935のママのお店「織り心(おりじん)」へ。
935一家みなさんお揃いだったのでご挨拶。
お客さんいっぱいで忙しそうだったにも関わらず、昼食の場所や、どこを観光したらいいのかを教えてもらいました。(車もお店の前の駐車場に止めさせてもらったのでほんと助かりました!)

ひとまず、935パパに教えてもらった精進料理が食べられる和食のお店「花菱」で昼食。



Fさんと、出かける数日前から精進料理で盛り上がっていたのに、いざお店に入ったら普通の料理に目がくらんでしまったことは秘密にしたいと思います。
精進料理っぽさもあったので、満足。

その後観光へ。
まず初めに真言宗総本山の金剛峰寺(こんごうぶじ)へ。
一昨年程前に935に案内してもらったのでまだ割と記憶に新しかったのですが、それでも楽しかったです。
フランス人と思われる旅行団体に混じって金屏風などに見入りました。

寺内をじっくり観た後、新別殿(しんべつでん)でお茶を頂き、ほっと一息。
みなさんかなりおくつろぎの様子で、寝転んでお昼寝をしてる人も沢山いました。
エアコンが効いているのかと思うくらい涼しくて心地いいんです。

次に根本大塔へ。
ここも935に前に案内してもらいました。
根本大塔は外観も美しいですが、中もとても素晴らしいです。

次に霊宝館へ。
現在霊宝館では高野山大宝蔵展「高野山の名宝」が催されていて、これがすごく見応えがありました。
色んな仏像や仏画が展示されているのですが、中でも特に気になったのが孔雀明王像。
孔雀に乗っている像っていうのが珍しいし、ものすごく存在感ありました。
曼荼羅もいろんなものがあって面白かったです。

600円だったから、そんなに沢山は展示されてないんじゃないかと思っていたら、その予想の三倍は展示されていたので見終わったら日が暮れかけていました。

ちょっと休憩しようということで、屋台店のカキ氷を食べました。
昔ながらの機械で削るふわふわのカキ氷。美味。

休憩の後、ろうそく祭の前にお土産を買っておこうということでお土産スポットへ。
好物ごま豆腐を買う気満々だったのに、夕方6時を過ぎていたので閉まっていました。
そう、高野山の個人店はたいてい夕方6時には閉店してしまうのです。

とりあえずごま豆腐の為だけにでももう一度高野山へ行きたいくらい悲しかったです。
スーパーとかで売っているようなのは、高野山のごま豆腐好きには食べれたもんじゃないのです。

涙ながらにごま豆腐は諦めて、職場へのお土産と、母の好物「みろく石」を買いました。



お土産を一旦車において、いよいよろうそく祭へ。

奥の院参道入り口がろうそく祭のスタート地点なのでそこに向かうと、すでにたくさんの人。
みなさん配布されたろうそくを手に今か今かとお祭の始まるのを待っていました。
時間がくると、みなさん火を灯したろうそくを参道の両脇に立てていきます。
前の人が立てたろうそくの灯りを頼りに燈籠堂(とうろうどう)を目指します。
およそ2キロの参道の両脇に立てられるろうそくの数はなんと10万本に及ぶそう。



ご先祖様の霊を慰めながら連なっていくろうそくの道の美しさはまさに神秘的でした。

あたたかみのあるろうそくの炎に映るのは、それぞれに所縁のある故人への想いのような気がして、少し、切なかった。

人が行き交う度に灯されたろうそくの火が消えてしまったりするのですが、それをあとから通る人たちが再び灯していく姿もまた美しかったです。




帰りの渋滞を危惧して燈篭堂の手前までしか行かなかったのですが、帰るときには妙に気持ちがスッキリして、足は疲れているけれど心はとても元気でした。


まだまだ高野山のこと知らないけれど、何度でも行きたくなる素晴らしい場所だと改めて感動した一日でした。

お盆にどこかへ出かけるっていうのも普段あまりないので、夏休みの楽しい思い出になりました。
Fさんと935一家に感謝です!


また行きたいな。
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