巣立ち

履修登録初日。

パソコンを使っての履修登録なので、学内にある三箇所のパソコン教室へ教務課員＋他部署のお手伝いの方達が2～3名ずつ分かれて指導するのですが、課長代理の人員配置ミスのおかげで、急遽私ひとりでひとつの教室を担当することに。

履修の説明は正社員が担当すると言い切っていたのに、社員さんがひとりお休みすることになった途端「イトさんなら出来るから！」と。


いつか夢に出て呪ってやる！


勿論冗談ですうふふ（はあと）。


まあ担当した教室は人数が少なかったので、ヒトリでも全然問題なかったのですが。
むしろ自分の成長を実感しました。


久々に可愛い学生達の元気な姿に触れて、退職前の鬱々とした気分から抜け出せました。



夜、派遣会社の担当さんと電話。

新しい仕事が決まったことを報告すると、めちゃくちゃ喜んでくださいました。

派遣会社から派遣社員が抜ければ単純に会社の利益も減るわけで、普通は喜んでる場合じゃないと思うのだけれど、私のことをとても気にかけていてくださったのが伝わってきて嬉しかったです。

私が新しい仕事を頑張り続ける限り、もうお世話になることがなくて、勿論私の人生にとってはその方がいいのだけれど、これがまたひとつのお別れになるんだなあと思うと寂しいです。

派遣事情がより一層厳しくなる中で派遣部門を支えていくのは本当に大変だと思いますが、これからも迷える派遣労働者にとって優しい会社としてがんばっていって欲しいです。


いつも親切にしていただいたことを心から感謝します。