忍者ブログ
[1351]  [1350]  [1349]  [1348]  [1347]  [1346]  [1345]  [1344]  [1343]  [1342]  [1341
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



金曜日、東日本を襲った至上かつてない規模の大地震について、私の人生の一部として記録しておこうと思います。


11日金曜の午後、仕事中眩暈のようなものを感じました。
やがて全員が顔を見合わせ、ビルが小刻みに揺れている…地震が起きていることに気が付きました。

最初はすぐにおさまるかと(何の根拠もないのに何故そう思ったのだろう)思い、みんなで「めっちゃ揺れてる」「気持ち悪い」と冗談交じりに言い合っていました。

しかし揺れは収まらず、最初に感じたよりもその揺れは増し、今まで経験したことがないくらいに長い時間揺れ続けました。

あまりの揺れの長さに、ようやくみんなで避難を決め、階段でビル6階から1階へ。

しばらくみんなでビルを見上げながら様子を伺った後、会社へ戻り地震についての情報を確認し、宮城県で大きな地震があったことを知りました。

その日は会社のメンバー二人が新潟に出張しており、心配した直後に「とても揺れて怖かった」という内容のメールが部長のもとに届き、二人の無事を確認。
夕方になるころには東京支店のメンバーの無事も確認できたとのことで、ひとまずは安心。

しかしその間にも何度かビルは揺れ、とても不安に感じながら仕事をしました。


(実は金曜、私は仙台に出張に行く予定でした。
先方とのアポがとれなかったため、二日前に中止になっていましたが、あらためて考えると、もし仙台にいたらどのような状況になっていたか分かりません。)



夜、帰ってからニュースをみて、その被害の大きさに、阪神大震災のときにも感じたように、映画か悪い夢を見ているような、現実的ではない気分に飲み込まれました。


翌朝またニュースを確認すると、被害の規模は前日の比較にならないほどに拡大。


(地震とは関係ないのだけど、レンタル屋アルバイト時代のお友達が最近エステを始め、受ける約束をしていたのでとりあえず出かけようとすると、私の可愛いパッソのライトが割れていました。トヨタでみてもらったところ、どうやら駅の駐車場にて当て逃げされたみたいです。すぐに修理にだして、この二日は代車…しかも試乗車での生活でした。当て逃げした犯人の車がまた駅に停まっていれば、パッソの茶色い塗料が白い車についている筈。)

土曜の夜は南港のZeppOsakaにてBUCK-TICKのライブの予定でしたが、公演中止となりました。

さらに次の3連休、栃木に旅行する予定だったのですが、災害の深刻さに今回は見送ることにしました。

一緒に旅に出る予定だったもーりんと、丸々空いた3連休についてどうするか相談した結果、こんな時期なのでひとまず泊まりでの旅行は控えて、熊野大社に行って被災地のためにお祈りをしようということになりました。



12日土曜の夜のニュースでは原子炉での爆発の模様が伝えられ、被ばくした方が出たという報道がされていました。


同じ日本でいるのに、悪い冗談か、悪夢か、やはりそういう風に感じてしまいます。

おそらくあまりにも衝撃的な出来事に、脳の自己防衛本能が働いているのだと思います。



12日、日曜の今日は、O様とあーさまとランチをしました。
やはり地震についての話題が多く出ました。

そのあと、去年の秋にT先生からお誘いいただいていたクラシックコンサートに行きました。

生のオーケストラの演奏、寺岡清高さんの迫力ある指揮、T先生のお友達のオペラ歌手の晴雅彦さんの歌声、どれも素晴らしかったです。
ヒトの生み出すパワーを感じました。

被災している方々にも届けたい、その思いは義援金の寄付にかえさせて頂きました。



半年以上ぶりにお会いする先生はとてもお元気で、久々にお話しできてとても嬉しかった。

こんな時だから余計に、大事な友人知人に会いたくて仕方がありません。

そしてそれが出来る自分の幸せを強く認識しました。



岩手に住むあーさまのお友達と、私のマイミクさんの消息が現在のところ不明です。


被災地の全員が無事であって欲しいという思いは、願うよりも先に絶たれました。

唯一の命がもう、数え切れないほどに失われました。


日本の半分が、大きな、とても大きな傷を負ってしまった今、残り半分の私たちに出来るコトはなんだろう。

この痛みや溢れる涙は、何処からきて、何処へ向かうのだろう。



地震発生から、ネット上ではTwitterなどで様々な情報が流れ、多くのヒトたちが伝達すべきと判断したツイートをリツイートし、ヒトからヒトへ伝えようとしています。

私もほんの少し、この情報はリツイートしても大丈夫だろうと思う情報のみ選別した上でリツイートしました。


残念ながら、こんな時にも心無い嘘のつぶやきを発信する人々がいて、非常に腹立たしい。

しかし今はそんな人間へ避難を浴びせるためにチカラを使うべきではないので、まずは一人ひとりがその情報についてしっかり確証を得て、発信していくべきだと思う。

招く誤解や混乱の所為で、希望となり得るツールさえも機能しなくなってしまうので、なんとかみんなが正しい知識を持って活用してくれたらと思う。
(チェーンメールにしても、今のこの時期に大量にメールを流すことが正しいわけがないことに気付いて欲しい。)

でもTwitterで本当にチカラを発揮してくれるのは、多くのフォロワーを持つ著名人達だと思ったので、自分の言葉を発することはひとまずやめて、何もしないという勇気を大事にすることにしました。



被災地以外のみんなが、何も出来ないと自分の無力さに苦しんでいる。

でも、今はそれさえも耐えなければならない時期なのだと思っています。


私たちは力を合わせてきっと立ち直る。がんばろう!
PR
日付
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]